持続化給付金のWeb申請手順
コロナウィルスの影響により売上が激減した個人事業主(フリーランス)や中小企業に対し、最大100万円(中小企業の場合は最大200万円)の給付金がもらえるという持続化給付金制度。
その概要や給付条件の詳細については、持続化給付金100万円をもらうにはの記事をご覧ください。添付書類の詳細や添付の仕方などもそちらで解説しています。
ここでは、持続化給付金のWeb申請手順について解説していきます。
申請ページ
申請ページはこちら。
持続化給付金を狙った詐欺が横行しているようです。申請ページが正当なページかどうか、しっかり確認してください。
経済産業省のHPに持続化給付金の申請ページへのリンクが張られているので、しっかりリンクを辿って、申請ページにアクセスしましょう。
※申請ページは中小企業庁の管轄になっています。
仮登録とアカウント作成
まずは仮登録をします。
申請ページの一番下の「申請する」ボタンを押してください。
法人か個人事業者(フリーランス)かを選択し、メールアドレスを入力してください。同意事項をしっかり読んで、「全ての事項に同意します」にチェックを入れて「次へ」。
入力したメールアドレスにメールが届きます。そこに本登録用のURLが書かれているので、アクセスしてください。
本登録
ログインIDとパスワードを自由に決めることができます。入力したら「登録」ボタンを押してください。
登録が成功すると、申請フォームの画面になります。
ログイン・パスワードを入力して「登録」ボタンを押したとき、申請フォーム画面へ行かずにログイン画面に遷移してしまうことがあります。
このような画面になってしまった場合、実は登録が失敗しています。申請の受付が開始された5月1日は特にアクセスが集中していたため、多くの人が登録に失敗したようです。このWeb申請ページで大問題なのは、「登録が失敗した」という表示が何も無いという点です。「ログイン」という画面に遷移するので、一見登録が成功したように見えます。しかしここでログインしようとしても、「ログインIDとパスワードが違う」という旨のエラーが表示され、ログインすることはできません。
その場合は、本登録用のURLに再度アクセスし、再度IDとパスワードを登録してください。アクセス集中時には何度も失敗するかもしれませんが、正しく「申請フォーム」の画面に遷移するまで諦めずに何度もチャレンジしてみてください。
こんなお粗末なシステム。やっぱり、お国にITは無理なのか…。
※申請ページは頻繁にメンテナンスされているので、もしかしたら現在はもう少しまともなページになっているかもしれません。
申請フォーム
画面に従って、各項目を入力していきましょう。
まずは宣誓。虚偽の申請をしないことや、反社会的勢力に属さないことなどを宣誓してください(クリックしてチェックを入れるだけです)。
続けて、事業者に関する情報、売上情報、口座情報を入力してください。
ここに金額を入力すると、給付金の予定額が自動的に計算されて表示されます。しっかり確認しておきましょう。
添付書類
各情報を入力したら、添付書類を添付していきます。どんな書類を添付すればよいかは、
こちらの記事を参考にしてください。
添付書類を添付して「次へ」を押すと、再確認のための画面が表示されます。入力内容に間違いが無いか確認して「申請」ボタンを押せば、申請は完了です。
マイページ
登録完了後、一度申請ページを離れた後に再度ログインするには、
持続化給付金のページのMENUのところの「申請内容の確認(マイページ)」をクリックします。
マイページでは、申請済の内容を確認することができます。また、振込が完了したときや申請内容に不備があったときなどの返信メールは、マイページで確認することができます。実際に給付金が振り込まれるまでは、時折ログインして確認するようにしましょう。
5月3日現在、マイページへのリンクボタンは上記のように「申請内容の確認(マイページ)」となっていますが、申請開始当日の5月1日の時点では「申請内容の確認」としか書かれていませんでした。つまり、トップページの一体どこからマイページに行けるのかが、ものすごくわかりにくかったです。
メンテナンス時間
申請ページは、毎日深夜の2時~3時はメンテナンス時間となっており、アクセスできません。
申請ページの所感
こんな感じの申請ページですが、申請フォームまで進んでしまえば、それほど難しいところは無いと思います。
しかし、最初の登録やログインなどに関しては、少し片手落ちのシステムと言わざるを得ません。実際、申請開始の5月1日当日は、「ログインできない」という多くの悲痛な声がありました。コールセンターもパンクしていたことでしょう。
このシステムは毎日深夜にメンテナンスするようなので、徐々にそのあたりの不備が解消されていくことを願っています。
申請期間は2021年1月15日までなので、急いで給付金をもらう必要が無いのであれば、もう少しじっくり待ってから(システムが安定してから)申請するのでも全然遅くは無いと思います。
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