所得の種類と確定申告

2月 19, 2020

eスポーツが流行して、僕の友人の中にもプロゲーマーになる人がどんどん出てきました。いろいろな方法で収入を得ていると思いますが、確定申告をしなければいけないのでしょうか?

※プロゲーマー当事者の方は、所属事務所などの指導に従って税金の申告等を行ってください。当ブログの話はあくまで一般論です。

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10種類の所得

お金を得る行為、つまり所得には次の10種類があります。

事業所得 事業を行って得る所得。フリーランスの仕事など。
不動産所得 土地や建物の貸付から生じる所得
利子所得 預貯金の利子などの所得
配当所得 株の配当金など
給与所得 勤務している会社からもらう給料
退職所得 勤務している会社を退職したときの退職金
譲渡所得 土地や建物や株などを譲渡したときの所得
山林所得 山林を伐採して譲渡したことなどによる所得
一時所得 賞金や懸賞当選金などの所得
雑所得 上記以外の所得

出典:国税庁 所得の種類と課税方法

というわけでめちゃくちゃたくさんに分かれています。このそれぞれについて別々に所得を計算しないといけないんですが、恐れることはありませぬ。森林伐採などをしてるのでもなければ、知っていればいいのは給与所得、一時所得、雑所得、場合によっては事業所得、くらいです。

優勝して100万円もらった

いや、僕はもらってないです。おかね欲しいなぁ。

こういう優勝賞金はさっきの表に照らし合わせると一時所得ということになりますが、実際はどうなんでしょ、雑所得で処理するよう運営者や事務所から指導があるかも?

活動報酬とか配信とか

事務所からの給料という形ではなく、イベントに参加するごとに1回2万円とか報酬をもらうパターン。あと、配信者がyoutubeからなんやかんやもらえるお金。

これがなかなか、線引きが曖昧です。

その活動が「事業」として継続性があるなら事業所得、そうでなく副業っぽい感じなら雑所得

事業所得と考えるか雑所得と考えるかは、他に一般の会社に勤めて給料をもらってるかどうかは関係ありません。あくまで、その活動が「継続的」かどうかで判断します。

雑所得であるということにすれば、確定申告はほとんど合計額を書くくらいで済むのでラクです。

事業所得であるということにした場合は、詳細な帳簿の作成・保存義務が生じ、確定申告の難しさが一気に跳ね上がります。その代わり、税金の面で少しお得になったりもします。

どっちなのか微妙なときに事業所得を選んだ場合、税務署から少し何か言われることがあるそうです。雑所得を選んだ場合は税務署から何か言われることはほとんど無いそうです。

※事業所得の勘定科目の中に「雑収入」というのがありますが、これは雑所得とは別です。雑収入というのはあくまで事業の一環の中で生じたちょっとした収入、みたいな意味合いです。

雑所得を選んだ場合

確定申告書に書く内容が少なくてだいぶラクですが、それでも計算とかいろいろ難しいです。

そんなあなたに天才会計ソフト、弥生の…

と言いたいところなんですが、もともと事業所得用の会計ソフトなので、雑所得の場合はその中のごくごく一部の機能を使うだけになってしまい、ちょっとソフト代がもったいないかもしれません。お金の心配はともかく、膨大な機能のうち雑所得のための入力箇所だけを探し当てるのが難しいという難点もあります。

他の会計ソフトでも大体似たような感じらしいです。他に何かいいアプリとかあったら教えてくらはい。

事業所得を選んだ場合

よっしゃまかせろ、天才会計ソフト、弥生の青色申告がおすすめ!

使い方とかはこのブログの連載記事「青色申告をしよう」で紹介しています。もしくは、知り合いの方になら、居酒屋でビールでも飲みながらの講習会をいくらでもタダでやりますよん。

一般の会社で給料もらってる場合

おぷよぷよのプロゲーマーは大体このパターンじゃないでしょうか。プロゲーマーでなくても、何らかの副業収入がある場合もこの「給与所得+雑所得」のパターンになります。

その場合、会社からもらえる源泉徴収票が確定申告のキモ。大体、毎年12月の給与明細と一緒にもらえることが多いです。これには大事なことが書かれているので、絶対に捨ててはいけません。また、もし会社が源泉徴収票を出してくれなかったら、「くれ」って言いましょう。会社には源泉徴収票の発行義務があるので、「くれ」って言ってももらえなかったら、税務署にかけこみましょう。

で、この源泉徴収票を使って一体何をすればいいのか。それは給与所得+雑所得の確定申告のしくみの記事で。

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