国税庁Web確定申告書等作成コーナー副業収入編

2月 13, 2020

給与所得+雑所得(副業収入)のパターンで最強のツールとなるのが、国税庁のWeb確定申告書等作成コーナー。

具体的にどういう風に入力していくか、実践してみましょう。

ログインだとかメールアドレスだとか、なんも必要ありません。そこがまたGood。

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国税庁Web確定申告書等作成コーナーへアクセス。

作成開始

作成開始をクリックしましょう。

e-Taxで電子申請するか、印刷して税務署に持っていくかを選べます。e-Taxはいろいろ手続きが必要なので、ここでは「印刷して書面提出する」を選びます。1年に1回くらい、税務署に行くのもいいものですよ、なんか謎のどきどき感があって。

利用規約

利用規約がなんやかんや出るので、読んだら画面右下の「利用規約に同意して次へ」。

年度選択

次に作成年度を選ぶのですが、まだ確定申告の時期ではない(※執筆当時)ので、今年の申告書が作成できません。というわけで、本番の練習用ってことで、去年の平成30年分の申告書を作成してみましょう。

※年度によって法律が変わるので、細かい数字が微妙に違います。正式な申告書を作成するときは、ちゃんと対象年度の申告書を作成しましょう。

申告書選択

「平成30年分の申告書等の作成」をクリックすると、ずらっと項目が出てきます。「所得税」を選びましょう。

所得の種類

さて今回は、給与所得+雑所得(副業収入)の実践例です。給与所得以外に雑所得があるので、真ん中の「左記以外の所得のある方」の「作成開始」を選びます。

生年月日等入力

青色申告の承認は受けていないのでチェックをしないでください。

生年月日を入力して、「申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成する」にチェックし、「入力終了(次へ)」をクリック。

給与所得の入力

申告内容選択

入力画面が表示されていよいよ数字を入力していくわけですが、最初に「②給与・雑(公的年金など)・一時・配当(総合)のみの方」のタブを選びましょう。不要な項目がグレーになるのでわかりやすいです。

※ここで作成するのは「確定申告書B」という書式です。給与所得+雑所得だけなら簡易バージョンの「確定申告書A」でも申告できるのですが、複雑なほうのBで提出してもOKです。手書きだとBは複雑ですが、この入力画面が適切にゴールに導いてくれるので、Bにしましょ。

給与入力

まずは給与所得を入力しましょう。「給与」のところをクリックします。

給与入力

おおお、なんと、なんとありがたや…。源泉徴収票のこれをここに転記しろ、というのがわかりやすく表示されます。

源泉徴収票

源泉徴収票をお手元にご用意くださいまし。そして、画面の指示に従ってごりごり入力していきましょう。

給与所得入力完了

最後まで入力するとこの画面に戻ります。いくつか数字が埋まっているのがわかると思います。

雑所得の入力

続いて、副業収入の雑所得の入力をしていきましょう。

雑所得の入力

「雑」のところの「その他」をクリックします。

報酬等

「上記以外(報酬等)」の「入力する」をクリック。

副業収入入力

副業の収入を受け取ったときに支払調書ももらっていれば、その通りに数字を入力しましょう。ただし、支払調書は発行義務が無いので、もらえないときもあります。そういう場合は事実に基づいて数字を入力しましょう。

副業収入の種類が講演料・原稿料・芸能活動の報酬などの場合、源泉徴収税というものが引かれた形で入金されます。これは所得税の概算を前納しているようなイメージです。確定申告時にちゃんと返ってきますので、ご安心を。

入力完了

これで全部の入力が終わりました。簡単ですね。

納税額を見てみると、△25,429円。むむっ、△ってことはマイナスなので、25,429円返ってくるぞ、ばんざーい。

実はこれ、報酬受け取り時に差し引かれた(=前納した)源泉徴収税額40,840円がここで返ってくるので、差し引きするとマイナスになってしまったというわけです。

入力終了して次へ

最後に、画面右下の「入力終了(次へ)」を押しましょう。

住民税等に関する事項

住民税等入力

扶養親族が居る場合はここでも少し入力します。

でも、ここではもう一つ重要な項目があります。

自分で納付

住民税を給与から差引ききするか、自分で納付するかを選ぶことができます。この項目を「給与から差引き」にすると、会社に副業がバレる可能性があります。

住民税の額が異常に高いと、会社の経理部から「お前、副業やってるな?」と勘付かれてしまうわけです。副業が認められている場合や、経理部と実務部隊の接点が薄い(上司にチクられない)場合は給与から差引きでもいいと思います。バレるのがヤバい人は、「自分で納付」を選びましょう。

銀行口座入力

銀行口座、住所、氏名などを入力していきます。特に、還付を受ける(税金を返してもらう)場合は銀行口座の入力をしっかり行ってください。

印刷

入力を進めていって、最後に印刷します。

印刷

PDFファイルで出力されるので、一旦保存してから印刷しましょう。

あとは添付書類をのりで貼り付けたりするだけです。

税務署へ

いよいよ、作成した確定申告書類を税務署に提出しにいきます。初めはどきどきします。「おい貴様ッ、ここが間違っているぞ! 脱税だ! 牢獄にブチ込め!!」って言われて連れて行かれて、二度と日の目を拝むことができない…、なんてことはありません。

書類がちゃんと揃ってるかどうかを軽くチェックするだけなので、涼しい顔をして列に並びましょう。

確定申告をする窓口は大体、「提出だけする人」の列と、「申告書の作り方がわからないから相談する人」の列にわかれています(税務署によっていろいろ)。

相談列のほうは確定申告がわからない人達で長蛇の列ですが、提出列のほうは大分すいています。僕は自分で確定申告書を作り上げたんだ、この優遇列に涼しい顔をして並んでやるさ。そんな気持ちで優越感に浸るのもいいかもしれません。

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