やなせ君優勝おめでとう

5月 20, 2020

今日、ぷよぷよカップ SEASON2 11月大会が行われました。プロライセンスを持つプロも持たないアマチュアも同じ条件で、250名弱の参加者の中から見事優勝を勝ち取ったのはやなせ選手。おめでとうございます。

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プロになろうと決意した

僕がやなせ君に初めて会ったのは1年ちょい前?くらい。と言っても、彼はもっと前からぷよをやっていたんですが、一時期少し控えてたみたいで。僕がぷよをやってなかった時期と彼がぷよをやってなかった時期がちょうど入れ違いになったので、顔合わせをしたのはつい最近です。

最初の印象は、とても腰が低くて謙虚で、ぷよぷよが好きだということが溢れ出るくらいの笑顔の好青年。

そんな彼が、しばらく控えていたぷよぷよを再開したきっかけをこのように語っていたのを今でも覚えています。

「プロという制度があるのを知って、プロになろうと決意した

もともと十分な実力はあったのですが、さらに「プロ」という一つの目標ができて、プロという称号がより高みを目指すきっかけになったようです。

そして彼は、まず場慣れをしなければいけないということで、僕もよく参加しているオフラインのコミュニティの大会によく足を運んでくれるようになりました。正直僕らでは役不足も甚だしいですが、そんな僕らを見下すこともなく驕ることもなく、楽しく、それでいて真剣に、ぷよぷよをプレイしていました。少なくとも僕の目にはそう映りました。

そんなやなせ君、5月には国体文化プログラムの一環で行われた全国都道府県対抗eスポーツ選手権の予選で県代表の座を勝ち取り、8月のぷよカップではベスト4まで勝ち上がって念願のプロライセンスを取得。そして今日のぷよカップ優勝と、本当に決意を鍛錬に変えて頂点に立ちました。

どれほど練習したかは僕は見てないのでわかりませんが、一歩ずつ確実に昇っていった様子を見て、「おめでとう、ついに!」と思わず言葉が漏れました。

公式大会の価値

僕はぷよという世界をコミュニティという立場から20年以上見てきたんですが、その長い歴史の中にはぷよぷよが下火になった時期もありました。そして非常に残念なことに、「公式大会」というものの価値がとても低かった時代もありました。

「え? 公式大会で優勝したことあるって? ふーん、その程度か」

と言われるほどに価値が失墜していた時代が遠い昔にはあったんです。

今から2年半ほど前にぷよぷよがeスポーツを謳ってぷよぷよカップやチャンピオンシップが始まったときも、その不安がよぎりました。

ぷよぷよは正直、「映える(ばえる)」という意味では、あまり「数字を持ってる」とは言えないところがあります。そこのところ、別に本当にぷよが強くなくても、それっぽい演出とそれっぽく10連鎖くらいならできる美男美女を揃えて「公式大会です」って感じでやれば、手っ取り早く数字にはできたかもしれません。

でも、その安易な選択を採らず、「強さとは何ぞや、人生とは何ぞや」というところにしっかり軸を据えた方向性を取り、それに呼応するかのうようにトッププレイヤーも公式大会に価値を感じ、運営側とプレイヤー側が同じ「形」を模索して高め合ってきたことで、ウソのない、本物のプレイヤーが活躍する素晴らしい公式大会になったと、強く感じます。

目指す価値のあるプロ、目指す価値のある大会。強さだけが正義という厳しいこの世界は、過酷だからこそ、素晴らしい。

え? 僕?

いやぁ、僕も昔はなんとかと呼ばれたぷよ打ちだったかもしれないけど、僕みたいなおじさんは、若いプレイヤー達が楽しく、そして真剣にぷよぷよをしている姿を見るのが好きなのじゃよ。ただそれだけですじゃ、ふぉっふぉっふぉっ。

※やなせ君に取材したわけじゃないので、間違ったところがあったらツッコんでちょ。

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