弥生の青色申告で直接e-Tax
本日2020年1月21日、弥生の青色申告の令和元年分確定申告書モジュールがダウンロード可能になりました。そして、弥生の青色申告自体も、いくつかのバージョンアップもされていました。
バージョンアップ後に弥生を起動すると、むむっ、見慣れぬアイコンが。これはもしや…?
直接e-Tax
弥生の青色申告から直接e-Taxができるようになってました。こんなアイコン、前は無かったはず。
e-Tax(電子申告)で確定申告をしようで解説したとおり、これまでは国税庁の所得税確定申告書作成コーナーにアクセスするか、同じく国税庁のe-Taxソフトをインストールするしかありませんでした。
※他の会計ソフトを使うなどの方法はあったかもしれません。
とにかく、これで弥生の青色申告から直接e-Taxができます。データのエクスポートとかそういう作業も必要ありません。そして何より、弥生の美しく最強のUIで操作ができます。バグが無い、わかりやすい、操作しやすい。国税庁なんぞには何年かかっても無理な芸当ですな。
ただし、e-Taxへのログイン方法はマイナンバーカード+カードリーダー方式のみとなります。ID+パスワード方式は使えないのでご注意ください。
e-Taxモジュールのインストール
さっきの「電子申告(e-Tax)」のアイコンをクリックすると、初回は弥生のWebサイトに飛びます。そこでe-Taxモジュールがダウンロードできるので、ダウンロードしてインストールしましょう。
弥生を使うときでもやっぱりJPKI利用者ソフトは必要になります。JPKI利用者ソフトについては、マイナンバーカードでe-Taxするときのトラブルシューティングの記事で解説しています。
僕の場合、JPKI利用者ソフトは既にインストールしているので、上記のように「インストール済み」になっています。さすが弥生、インストール済みをちゃんと検出してくれます。いや、市販のソフトならそれくらい当たり前なんだけどさ、国税庁製のe-Taxソフトはこういうところが全然できてない。弥生がいかに素晴らしいか、画面の端々から伝わってきますね。
e-Taxモジュールを起動
e-Taxモジュールをインストールしたあと、弥生の青色申告から先ほどの 「電子申告(e-Tax)」のアイコンをクリックすると、今度はちゃんとe-Taxモジュールが起動します。
おおお、なんと美しい! 弥生のUIにe-Taxの機能が見事に融合しています。e-Taxソフトでしか見れなかったメッセージボックスも見れます。
e-Taxソフトはほんとに使いにくくていろいろわかりにくかったけど、弥生の青色申告なら必ずわかりやすい操作になっているはずという絶対の安心感。
所得税や消費税の申告受付は2月中旬からなのでまだ実際の申告はできませんが(※2020年1月執筆当時)、とてもわかりやすく便利にe-Taxができるであろうことは絶対に確信できます。なぜなら、弥生だから!
※2020年2月19日追記:実際の申告と納税の手順は、弥生の青色申告でe-Taxから納税まで一発完了の記事をご覧ください。
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