僕は人見知り

僕はいわゆる人見知りなんですが、それを言うとリアルで僕のことを知ってる人からは「ウソやろwww」って言われてしまいます。ほんとなのに…。

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初めての人と一般的な話題で会話するのが苦手

共通の趣味とかが無い状態で、ほんとに何の接点も無い初対面の人と会話をする場面ってありますやん。典型的なのはタクシーの中とか床屋とか。

そういうときの定番の話題といえばアレですよね、流行がどうとかスポーツがどうとか、芸能人、ファッション、車…。全部僕にとって意味のわからんやつや。そりゃ苦手にもなりますワ。

でも、相手ががんがんトークをリードしてくれるときとか、3人以上居て僕は聞いてるだけでいいときは、全然OKです。トークというのは自分がしゃべるだけが目的じゃないし、自分があまり興味が無い話でも、ふむふむと聞くのならできます。興味が無い話でもふむふむ聞いてると面白くなって興味が出てくるかもしれないし。人の話に全力で耳を傾けるというのは、新しい発見があって面白いものですよ。

相手をリサーチする

一般的な話題が無くても、相手がどんな人なのかを事前に知っていれば、その人に関する話題を出すことができます。

常日頃から誰がどんな人なのかということに興味を持ち、もし初めて会うことが事前にわかっていれば直前に集中的にリサーチ。その人に関する話題を出しつつ、相手や他の人がトークの場を作るのが上手いトークマスターだったらその人に場を委ねる。

え? もっと自分のことをしゃべりたいって? 自分の自慢をしまくりたいって? いんや、それはトークじゃねぇから。

自分は人気者じゃない

トークが上手い人や人気のある人は、何か1つしゃべるだけでワーワーキャーキャーみんながその人に関心を持ちます。それはほんとにそういう能力がある人だけができる素晴らしいムーヴ。

トークができるようになるというのは、そういう人間になるということではありません。

自分は人気者じゃないし特殊能力なんて無い。まずそのことを自覚して、相手と会話させて頂くために事前に相手をリサーチする。相手のことを好きになる。相手のことに興味を持つ。自分にできる最大限の努力をして、少しずつトークができるようになって、人見知りを克服していこう。

間違っても、何の人気も特殊能力も無いのに、いきなり人気者ムーヴをしないように。

「有名な人気者の人がそうしているように、わたしも一言しゃべれば下々の者がわたしに興味を持つようにしよう。とりあえず自慢話でもしておけばよいかな? さぁさぁ、お前ら早くわたしをファボしたまえ」

そんな人気者ムーヴは、ほとんどの人は無理です。はっきり言おう、お前には無理です。僕にも無理ですけどね。

そしてもう一つ忘れてはいけないのは、今では何百万人もが振り向く人気者の人も、いろいろ努力をしてそういう人物になったということ。おびただしい時間と内容の努力が、彼らの背後にはちゃんとあるのです。

SNSでの絡み方

ネットでの会話がまだ「SNS」と呼ばれていなかった頃から、僕はSNSというものを「普段リアルで会う人との会話補助ツール」として使ってきました。週1とかでは会うけども、平日や昼間などの会えないときでもいろいろと話をしたい。そんなときに、パソコンからネット越しに会話できるというのはとても便利だったわけですね。

今も僕は、twitterをその延長で使っています。フォローしてる人はほぼ全員顔が思い浮かぶ人だし、直接会ったことが無い人でも何らかの話題で深く会話を交わした人だし、とにかく相手の「人となり」がわかる人ばかりです。

一方、昨今のSNSというのは、そういう身内クラスタのレベルをはるかに超えて、全世界に対して大きく広がっています。もはや相手の顔が思い浮かぶか浮かばないかという深い結び付きよりも、いかに自分を多くの人に知ってもらうかという発信ツールとしての側面が強くなっています。

それはとても素晴らしいことですし、SNSはそうやって時代を良い方向に変えてきたと思います。

でも、そんな時代のSNSであっても、人に絡むときは最低限、相手の顔を思い浮かべることが大切なんじゃないでしょうか。会ったことが無い人やリサーチするのに時間を割けない相手に対しても、直近の情報からできるかぎり「相手はこんな人だろう」と思い浮かべて、人と絡む。

これは前述の人見知り云々とかトーク云々という話と、根本的には同じだと思います。相手のことを知ろうともしないで、なんかとりあえず自分の言いたいことをぶっ放しとけばいいや、相手が勝手に自分に興味を持ってくれればいいや、なんてのは、SNS時代であってもやっぱり良いムーヴとは言えません。

ましてや、「この人に絡むと有益だ」「この人は自分より下だから絡まない」などという「ランク付け」をしていると、そういうのはすぐに見透かされます。見透かされてるんですよ?

狭いクラスタも大事に

何万人、何百万人とコミュニケーションが取れるツールと化した現在のSNSですが、趣味や価値観の合う10人~数十人程度の狭くて濃いクラスタも、また大事だと思います。

かつてそれを、人は「友達」と呼びました。

顔の思い浮かぶ友達と、損得勘定の無い会話ができる人間関係。そういう人間関係を構築するために必要なことは、人見知りを克服するのに必要なことと根は同じなのかもしれません。つまり、相手のことに興味を持つということ。

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雑記

Posted by 4研DDT